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脳内補完のキャラを時の彼方へ葬る&還して弔うライナーツノート(言い訳)です。
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エッグを造り出した古代人で大国の王だった男。彼の父は非情な王で幼い頃から『後継者のため』という名目でクーシャを常に死と隣り合わせの環境に放り込んでいました。その為、クーシャは自分が『王』である事と『生きること』に非常に執着するようになり、更には周りが信じられなくなる。己が王であり、生きる事に執着する生き方のクーシャが行う政治は恐怖政治、そんな折、王妃となった女性との間に長女が生まれ、束の間の安息を得るも政略結婚で嫁いで来た妻は王の非情さに怯え、大臣や祖国とクーデターを企てるも失敗。クーシャは妻を処刑してしまう。妻も大臣も信じられなくなった彼が唯一の心の拠り所にしたのは自分の娘。決して裏切る事がないよう自分の娘を妻に、そして間に生まれた娘を妻にして、コルティアが生まれ、妻を処刑し、彼女を妻にしようとした頃、政治舞台では彼を止めようと各国の者たちが全力のクーデターを起こす。追いつめられた彼は己のアニマを卵型のクヴェルに封じ、砂漠のメガリスへ封印する。
そして永い時が過ぎ、彼のクヴェルはアレクセイ3兄弟の手によって、封印が解かれ、悪夢がはじまる。

「小説でのクーシャ王」
オリジナル(フロ2)からエッグは邪悪な存在として描かれて、確立しているので小説内では何故、エッグが生まれたかの理由を掘り下げたい……と思いました。エッグの創造主・クーシャは幼い頃から死と隣り合わせの場所にいた事で『死んだら自分が生きた証はあるのだろうか?どうなるのだろうか?』という思いが次第に強くなって行き、己が『王』であり『生きている事』の証が常に、永久に欲しいため、エッグを造り出しました。
 そして心の拠り所を自分の血を引く『娘』たちに求め、自分を裏切らないように…とこちらも固執していました。しかし、コルティアは自分を破壊しようとした、自分を否定し、破壊しようとし、その証が他の、しかもこの時代の男と交わって生まれたシャルロットでそれが、クーシャ王への拒絶の証明。その為、ジョシュアの体を乗っ取り、シャルロットの元に現れたクーシャ王の憎悪は深かった。しかも容姿がコルティアに似ていたために可愛さも憎さも3倍。憎さはシャルロットへ向けられ、可愛さは肉体を奪ったハズのジョシュアに向けられて、彼のアニマを完全に食わず、時々彼に体を返す……ジョシュアはシャルロットと血は繋がっていないものの、共にいた事でその雰囲気とアニマの気配が受け継がれたので、食らう事に抵抗があるようで可愛い子は食べてしまいたい、のではないそうです。
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