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脳内補完のキャラを時の彼方へ葬る&還して弔うライナーツノート(言い訳)です。
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ギュスターヴと同じ術不能者の女性の間に生まれた娘。母親・リカはギュスターヴを愛するも娘が背負う影響力を畏れ、娘を出産する前にギュスターヴの元から行方を眩ましてしまう。それでもハン・ノヴァから去る事が出来ずに歓楽街の片隅でマーベルを出産。母が付けた本名は『リマ』
その直後、ギュスターヴが起こしたアニマ教の惨殺の報復としてアニマ教の残党がハン・ノヴァの歓楽街に放った事が原因で死別れてしまう。運良く街の片隅で生き残ったマーベルはシャルロットに引き取られ、ワイド一家の一員として、シャルロットとネーベルスタンの娘として育てられる。
 病弱ながらも、船乗りの青年と恋に落ち、彼の子を授かった事で母から世界情勢と己の出生を聞かされ、ワイドを飛び出す。行き倒れたところをヤーデの者に拾われ、事情を知ったチャールズに保護されて、息子を出産するも彼が息子を盾に中立を保つ故郷へ無理矢理同盟を結ばせようと、そして息子をギュスターヴの後継者として世に掲げようと、母の予感が的中した事を見せつけられ、絶望する。実の母と同じく息子を出産した事は後悔しない。それでも母たちに心配をかけ、きっとこれから迷惑をかけるであろう事を詫びながら、世を去りました。

「小説でのマーベル」
8年前の脳内補完ではギュスターヴとシャルロットの実の娘でした。変更したのは「ンなアホな……!」という当時は突拍子もない設定を考えていたので……若いって恐ろしい(がくり)
マーベルがギュスターヴの娘という事実はネーベルスタン、シャルロット一家とケルヴィンのヤーデ伯のみ知る事で、その為にマーベルの息子=ギュスターヴの孫という事をチャールズは知る事が出来ました。
生まれたばかりの赤ん坊を連れて、ワイドに同盟を取り付けに行く事をケルヴィンは猛反対したものの結局、チャールズが押し切る形で実行。その行動はワイドとヤーデの国交を悪化させる結果となり、サウスマウンドトップの戦いの時までヤーデとワイドは交流がほとんどありませんでした。
チャールズが生まれたばかりの我が子を連れて、ワイドへ赴こうと準備する背中を見て、マーベルは世を去りました。自分の世話をしてくれたヴァンに母や兄たちへの遺言を託し、チャールズが『デーニッツ』と名付けてしまった我が子に『ジョシュアと名付けたかった』という微かな希望を託しながら…
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カンタールの5番目の娘で母はカンタールの最初の正妻。取っ替え引っ替えの女性と関係を持ち、異母弟・妹を増やす父に「いくら人が良いとは言え、なんて不誠実な人だろう!」と不満を抱く。父から領地を得ていたが、それが逆にそう遠くない未来に起こるであろう父の死後の骨肉の後継者争いの危険性をアヤにひしひしと感じさせていた。

そんな折、病を患った父からワイド候の弟と見合いの話を聞き、立候補する。『ワイドとオートの友好的な関係を保つため』の政略結婚であったものの、ワイドへ嫁ぎ、アベルと結ばれ、長男・アーロンを出産。
その5年後に夫は賊の刃に倒れ、世を去ってしまうもアヤはそのまま息子と共にワイドで暮らし、生まれ故郷に戻る事はありませんでした。ロベリアとは実の姉妹のように仲が良く、互いに独り身となった後もワイド候であるネーベルスタンを共に支え続け、穏やかな空気の中で人生を全うしました。

「小説のアヤ」
アヤはオリキャラはオリキャラと結ばれるというお約束から生まれたオリジナルキャラクター。彼女に父・カンタールとの記憶は確かにあるのですが、遊んで貰った記憶よりも女性を取っ替え引っ掛えの父に嘆き悲しむ母の泣く姿の印象が強く、父に良い印象は抱いていないのでヌヴィエムとは正反対の考えを持っています。
またヌヴィエムが苦手というより嫌っています。唯一、父の死後、骨肉の争いに参戦しなかった妹ですが、その彼女もまた争いの火種を撒く存在。オート家は血と欲望に呪われているのではないかと自分の中に流れている血を呪う事も少なくはなかった。

そんな彼女を癒して、支えてくれたのがアベルで彼と結婚したのは1284年、既にその頃に父の病気の話は一族の間で有名になっており、水面下で兄弟やその母親たちの遺産相続などの争いが既に始まっており、ピリピリした雰囲気が漂っていた。その空気にうんざりしていたアヤは静かな場所で暮らしたいと人一倍強く願っており、そんな時にカンタールから「ワイド候の弟の嫁候補」の話を聞き、真っ先に立候補。『与えた領地を手放す事』というのが絶対条件だったが、彼女は骨肉の争いに巻き込まれる事も、命を落とす事も、まっぴらだった為、喜び勇んでワイドへ赴きました。

夫となる人は厳しそうな雰囲気を持つ人で最初は苦手意識を抱いてしまったものの、よく話してみると哀しみを背負った人で彼の兄や姉たちも皆、仲が良く、故郷のピリピリした空気とは違う穏やかな空気とギャップに愕然とするも「あなたを守りきれるか自信がない」と戸惑うアベルに対し「あなたが私を守ってくださる代わりにあなたの自信は私が守ります」と逆プロポーズで彼と結婚。
実の兄姉をのぞき、アベルが安心して心を開く事が出来たのはアヤでアヤ自身、アベルの事を理解したいと願っており、結婚した後、アベルはよく「アヤは芯のあるところが母に似ている」と褒めると「あなたの聖母に似てると言われる事はとても光栄」と笑顔で返しました。
夫が死してしまった後も「兄を支えるという夫の遺志は私が継ぎます」と夫の事を誰よりも理解し続けたいと願う彼女はアニマが体を離れるまでワイドに留まり、義兄を義姉と共に支え続ける……と、控えめで大人しいけれど芯の通った強い女性として描く事を心がけました。
シャルロットの実の母であり、エッグを造り出した者と同じ時代を生きた古代人。彼、クーシャ王は同じ一族の出でコルティアにとって、父であり祖父であり、未来があるのならば、夫になる存在だった。
遠い昔、自分の出生と己の出生に嘆く母から父であり、祖父であるクーシャ王の事を聞かされ、彼が生きる事、存在する事に固執する理由を理解するも己の滅亡に畏れ、企んだ
彼が砂漠のメガリスでエッグとなって、永い時を越えたように、コルティアは氷のメガリスで時を凍らせて永い時を越える。
彼女がクーシャ王の気配を感じ取り、目を覚ました時、既にエッグの封印は解かれ人の手に渡ってしまっていた。人の世に降り、エッグを破壊しようとするも永い時、人の身のまま眠っていた為に体が脆くなっていてしまった為、自分では不可能と断念。次の世代以降に託そうと現代を生きる男との間にシャルロットを出産する。その後、すぐに彼女を人間界へ放逐する。
出来るだけ無慈悲に、ひたすらエッグ(クーシャ王)を止める使命の元に生きて来たコルティアですが、腹を痛めて出産したシャルロットに対する愛情は非常に深く、彼女なりの名前を考えていたのですが、それをつけてしまうと手放せなくなると、分かっていたため『この子はクーシャ王を止めるための礎』と自らに言い聞かせ、名前をつけずに放逐しました。シャルロットがシルマールに拾われた時、全く手がかりがなく拾われたのはその為です。

「小説の中でのコルティア」
エッグの破壊を第1と考えている人。その為、関係を持った男は命を授かったらさっさか人里に戻し、出産した娘は名前もつけずに人間界に放逐すると言い方によっては結構、ヒドい事をしている印象を持つのですが、心中は穏やかではなかったそうです。
それでも彼女にとって、自分の父であり祖父であるクーシャ王の作ったクヴェルは身内の始末は身内でつけたいという気持ちが1番強かったのです。
シャルロットを出産した事で体は朽ち果ててしまい、彼女を人間界へ放逐した後はアニマだけの、光の存在に。
そして約65年後、成長したシャルロットが孫のジョシュアらと共にヴァイスラントへ旅行に来た事で、コルティアは成長し老婆になった娘の顔を見る事になります。しかし、彼女と心がしめつけられるぐらい、切なくて、嬉しかったのに名前すら与えなかった自分が許せず、語る事はせず、その代わりに、命が消えかけていたシャルロット(2世)の命を繋ぐ楔となり、シャルロット(2世)を救いました……但し、彼女が楔となった事でシャルロット(2世)の中にコルティアが入ってしまう1つの肉体という器にアニマが2つという状態に。コルティアはいつしか再会するクーシャ王に会った時のみ、と大人しく体は持ち主であるシャルロット(2世)に譲っているのですが、娘の死を目の当たりにした時は「1度でもいいから、この子の体を借りて話せば良かった」と大層嘆き悲しみ、その為に器となったシャルロット(2世)の体は1週間近く寝込む事に……病は気から(違)
そして、ここから先はラストPT編でのお話になります……
エッグを造り出した古代人で大国の王だった男。彼の父は非情な王で幼い頃から『後継者のため』という名目でクーシャを常に死と隣り合わせの環境に放り込んでいました。その為、クーシャは自分が『王』である事と『生きること』に非常に執着するようになり、更には周りが信じられなくなる。己が王であり、生きる事に執着する生き方のクーシャが行う政治は恐怖政治、そんな折、王妃となった女性との間に長女が生まれ、束の間の安息を得るも政略結婚で嫁いで来た妻は王の非情さに怯え、大臣や祖国とクーデターを企てるも失敗。クーシャは妻を処刑してしまう。妻も大臣も信じられなくなった彼が唯一の心の拠り所にしたのは自分の娘。決して裏切る事がないよう自分の娘を妻に、そして間に生まれた娘を妻にして、コルティアが生まれ、妻を処刑し、彼女を妻にしようとした頃、政治舞台では彼を止めようと各国の者たちが全力のクーデターを起こす。追いつめられた彼は己のアニマを卵型のクヴェルに封じ、砂漠のメガリスへ封印する。
そして永い時が過ぎ、彼のクヴェルはアレクセイ3兄弟の手によって、封印が解かれ、悪夢がはじまる。

「小説でのクーシャ王」
オリジナル(フロ2)からエッグは邪悪な存在として描かれて、確立しているので小説内では何故、エッグが生まれたかの理由を掘り下げたい……と思いました。エッグの創造主・クーシャは幼い頃から死と隣り合わせの場所にいた事で『死んだら自分が生きた証はあるのだろうか?どうなるのだろうか?』という思いが次第に強くなって行き、己が『王』であり『生きている事』の証が常に、永久に欲しいため、エッグを造り出しました。
 そして心の拠り所を自分の血を引く『娘』たちに求め、自分を裏切らないように…とこちらも固執していました。しかし、コルティアは自分を破壊しようとした、自分を否定し、破壊しようとし、その証が他の、しかもこの時代の男と交わって生まれたシャルロットでそれが、クーシャ王への拒絶の証明。その為、ジョシュアの体を乗っ取り、シャルロットの元に現れたクーシャ王の憎悪は深かった。しかも容姿がコルティアに似ていたために可愛さも憎さも3倍。憎さはシャルロットへ向けられ、可愛さは肉体を奪ったハズのジョシュアに向けられて、彼のアニマを完全に食わず、時々彼に体を返す……ジョシュアはシャルロットと血は繋がっていないものの、共にいた事でその雰囲気とアニマの気配が受け継がれたので、食らう事に抵抗があるようで可愛い子は食べてしまいたい、のではないそうです。
書いてて恥ずかしかったのがこの人たち。
幼い頃ならともかく、決別前のジョシュアは20代前半。
自分と同じもしく弟ぐらいの年代の男性が「婆ちゃん」と
しょっちゅう言ってたら、ちょっと……とツッコミの1つや
2つ入れたくなります、が!

ワイドを出て、名前をシャルロットからシャルティエに改名した
祖母のシャルにとって、シャルンホルストに移住してからは
ジョシュアをギュスターヴの孫としてでなく、ジョシュアという
1人の人間として育てる事が、彼女自身の生き甲斐であり
生きる意味であり、目的になっています。後にも先にもこれです。
シャルティエにとって、ジョシュアは命よりも大事な孫で
もし彼女がジョシュアを失ってしまうと、彼女がシャルティエと
して生きる意味がなくなってしまいます。
 彼女の無意識の部分には『彼を育てるためにワイドを捨てた』と
いう考えが無きにしもあらずで、ジョシュアを失わないように、
例えば彼に嫌われないように、捨てられないようにと思い、
常にそばにいる育て方、甘やかせて育ててしまった傾向が強いです。
なのにジョシュアが祖母に依存しても、甘えん坊のワガママな人に
育たないで来れたのは、小姑のように口うるさいナルセスの存在が
大きいと思います。
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